明日の「このクソ素晴らしき世界」の配信はイギリス近現代政治史がご専門の君塚直隆先生(関東学院大学教授)と、民主主義と君主制のその逆説的な関係や、日本の皇室/イギリス王室の社会的意義と今後の在り方につき議論します!
一見リベラルな民主主義と緊張関係にありそうな君主制が、社会の変容とともにアップデートされ、むしろ民主主義の背骨を支えたイギリスの歴史との比較は、日本の皇室や社会を顧みる上で非常に示唆的かつ日本社会自体の診断にも大いに役立つと考えています。
はっきり言って皇室の安定的継承の方法の答えは出ているわけですが、男系!や廃止!やむしろ愛子天皇を「支持」しているにもかかわらず安穏と皇室の危機にコミットしない日本社会や日本人のアイデンティティをよりきめ細やかに分析的にスキャンするための視点として、イギリス社会が王室をどのように受容してきたのかといった比較とともに皇室問題を大いに語りたい思っています。
眞子様報道等における日本社会やジャーナリズムの対応は、明らかにこの社会の「澱」みたいなものを見せつけられました。しかし、きっと人間のそういう醜いものが表出する交差点なんだと思います。
そしてまた、日本の皇室制度は憲法上のシステムとしてビルトインされている以上、憲法改正しないかぎり安定的な継承を考えなければ国の統治機構は止まります。現状何ができるかも、もう答えは出ているはずです。
私も専門外でありながら何かできないかとこの分野を勉強しつつ、議論することをおそれないと思うようになりました。アンタッチャブルじゃないんだ!ということで、君塚先生と楽しく議論したいと思います♪
是非ご参加ください!
LIVE配信はコチラ
☟